COLUMN
PANACEA
サービス情報
「デザイン4原則」で伝える
2025.06.30

こんにちは。
私はデザイナー兼プログラマーとして、ユーザーの使用するサイトの開発を担当しています。
パナシアでは主にネットワークビジネスを対象としたシステム開発をしているため、一般のサイトより複雑なデータ設計となっており、データ構造やシステム機能を考慮したデザイン設計が必要となります。
様々なデータの中から、どのようにしてユーザーが必要な情報を分かりやすく提示するかがパナシアのデザイナーの醍醐味といえます。
今回は、私が日頃意識しているデザインの基礎かつ最重要な「デザイン4原則」についてお話しさせていただきます。
デザイン業務だけでなく、資料作成などにも役立つのでぜひ参考にしてみてください。
「デザイン4原則」は、デザインの要素を整理し、わかりやすく伝えるための4つの基本、「近接」「整列」「反復」「対比」からなります。
1.近接

【写真①近接】
人は位置が近いもの同士を「関係があるもの」だと認識します。
関連する情報やアイテムを近くに配置することで、視覚的に理解しやすいレイアウトになります。
2.整列
【写真②整列】

要素をきれいに並べることでデザインに統一感が生まれ、美しく見やすいデザインが実現可能です。
ユーザーにとって視覚的に快適で、情報がより整理されていると感じさせます。
3.反復
【写真③反復】

色や線、モチーフ、レイアウトなどを繰り返し使用することで、一貫性が生まれます。
4.対比
【写真④対比】

色、サイズ、形、明暗などにより、要素にはっきりと強弱をつけることで、直感的に伝わるデザインを作ることができます。
特定の情報や要素を目立たせ、ユーザーが重要な情報を簡単に識別できるようになります。
これら「デザイン4原則」を用いることで、情報の関係性や重要度が明確になり、相手の情報処理スピードを上げることができます。
デザイン作成にはもちろん、スライド資料や業務報告書、プレゼン資料などに落とし込むことによってスムーズに意図した情報を伝えることが可能です。
最後に
デザイン力を左右するのはセンスだと思われがちですが、特にWEBデザインではこのような論理的な思考が重要です。
また、伝えるべきことをスムーズに伝えるスキルは、日常において相手に分かりやすく話す・書くことによっても育まれると思います。
普段からこのような「伝える」ことを意識し、引き続きパナシアの一員としてより良いシステムを提供できるよう取り組んでいきたいと思います。
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