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AI時代のデザインに向き合うということ

2025.06.5

こんにちは、私はパナシアのシステムソリューション事業部デザインチームに所属しています。
今回は、「AI時代におけるデザインの価値」について、日々考えていることを少しお話ししてみたいと思います。

AIはデザインの味方?それとも脅威?


最近、日常の中でもAIを目にすることが増えたと感じている人は多いのではないでしょうか?
ChatGPTや画像生成AIなど、AIの進化は目覚ましく、デザインの現場にもどんどん入り込んできています。
・ボタンひとつでLPが作成される
・指示を出せばロゴやイラストもすぐに生成される
・配色やフォントの提案もAIがしてくれる
「もう全部AIに任せられるのでは?」と焦ったこともありました(笑)
でも、私がパナシアで日々システムのデザインに向き合う中で気づいたことがあります。
大切なのは「文脈を汲む力」だということです。

私たちが携わっているのは、ただ「オシャレなデザイン」を作ることではありません。
報酬シミュレーション、組織ツリー、マイページ、会員登録フロー
これらのネットワークビジネスシステムのUIには、「正しく伝える」「分かりやすくする」「動機につながる」「誰でも使いやすい」といった、人を理解した設計が求められます。
・誰のために、その機能が必要なのか?
・どんな状況で、どんな気持ちで使われるのか?
・この表現で、誤解を生まないか?
・スマホで見たとき、本当に見やすいか?
AIは効率化に強みがありますが、こうした「文脈を汲む力」はまだ人間にしかできないことだと感じています。

AI時代の今、私たちはどう向き合えばいい?



とはいえ、AIを否定しているわけではありません。
配色のバリエーション提案やワイヤーフレーム案の作成など、AIは考えるための補助ツールとして活用しています。
特に要素が多く複雑なネットワークビジネスシステムでは、「どう見せれば誰でも使いやすくなるか?」と悩むことも多く、AIに初期アイデアを任せることで、本質的な判断に集中できます。
実際、この文章に登場する画像もAIのサポートを受けて作成しました。おかげで、視覚的にも伝わりやすく、効果的な画像を掲載することができました。
だからこそ、AIとは(B:競争するのではなく、共創するパートナー)として向き合うことが、これからのデザインには大切だと思います。

最後に

株式会社パナシアは、「ユーザーの気持ちに寄り添い、使いやすさを追求した業務システム」を目指して日々改善を続けています。
AIに頼れる時代になっても、(B:誰かのために考えるデザイン)をこれからも大切にしていきたい。
そんなことを思いつつ、今日もまたひとつデザインに向き合っています。

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